スポーツ走行
作成日:00/07/28
更新日:00/08/02

今日は午後2本のレーサー枠を走りに朝早くからもてぎに向う。
VTRに乗るのはおーただけで、俺は本業のTZで2本走る。
7耐も大事だが、個人的にはTZでのタイム出しにも力点を置いている。
4月のシャエイクダウンから通算でもう20本以上走っており、走行距離も1,000Km近くに達する。
ここへきてやっと【まずはの目標タイム】がクリア出来たので、7耐前に【とりあえずの目標タイム】をクリアしておきたかった。セットアップを含め、まだまだこれからと言う段階だ。

今日も朝から好天。今年は98年の時と同じで天候には恵まれている。

走行2時間前にはパドックへ到着。おーたは先に到着していた。各自1本目に向けて準備する。

走行10分前。
TZはミッションの変更で最初の数周は慣らしをしなければならないし、ここ最近、本来の調子を発揮出来ていないおーたが気がかりなので、一緒に走るこの機会に一度おーたの走りを見て見ようと思った。

HIRO:「後ろについて見ようか?」

おーた:「うん。いいよ。」

1本目の走行開始。おーたに続いてコースイン。
変更した1速ギアはアクスルシャフトを含む為、じっくりと慣らし走行を行う。その間にどんどん見えなくなっていくおーた。

HIRO:(つーか、追いつける訳ねーがな。)

よく考えてみると、なんぼTZだからと言って、全開で走ってるおーたに慣らしでついていける訳がない。

慣らし中のタイム12秒から徐々にペースを上げていく。段々慣らしが面倒くさくなってきた。
3周程したダウンヒルでスロー走行しているおーたにやっと追いつくが、そのままピットロードへ入っていくおーた。

HIRO:(ありゃ。折角追いついたのに。何かあったのかな?)

30分の走行が終り、ピットへ戻る。VTRは再度コースインした形跡もなく、おーたはとっくに着替えていたような雰囲気。

HIRO:「あっちぃ〜。はぁ〜しんど。」

おーた:「ちょい。」手招きするおーた。

HIRO:「ん?」

おーた:「また壊れた。」

HIRO:「へっ?またって何がよ?」

おーた:「まふりゃお。」

HIRO:「うっそ!?またぁ?」

と、おーたの指差す先には、真っ二つに割れたエキパイがあった。

HIRO:「げぇ〜。なんじゃこりゃぁ〜。」



去年壊れた時とは症状も違うし、事情も違う。今年は変な方向からのストレスは加えていないだけに謎だ。

2本目の走行を前にしてマフラーを外し、TSRへ向かうおーた。
貴重な2本の走行枠で充分な練習が出来ずに残念でならないが、ウィーク中の出来事じゃなかった事を幸いと考える。
マフラーは来週中に修正するとの返事をもらい、ピットへ戻ってくるおーた。次の走行は2週間以上先なので充分間に合う。

そして次の走行は8月7日の第2回公開練習。自動計測が行われ、予選のレベルを想定出来る貴重な日だし、最後の公開練習となる。
関西勢も含め、多数の参加が見込まれるだろう。こいつは楽しみだ。

ぶっちかましちゃうよぉ〜。

〜 今日の教訓 〜

・チタンは弱い!
・暑い!!



TOPICS!
今年のもて耐は第3ライダーまでが必須となったにも関わらず、エントリー台数は去年の177台を8台上回り、185台となった。
ちなみに去年、ライダー2名で登録したチームは177チーム中、32%にあたる57チームとなっている。
- 8月2日 99もて耐エントリーリスト及び00もて耐ゼッケン表より -

7月16日に行われたもてぎ3時間耐久ロードレースに出場した76チームの内、その96%以上がもて耐へエントリーしている。
尚、同大会に出場した228名のライダーの内、約35%にあたる80名が去年のもて耐へ出場していた。
- 8月2日 Compus調べ -

まぁ、だからどーしたって感ずぃ〜。

以上

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