公式予選
作成日:09/07/23
更新日:09/08/10

記:えみゅ〜

前日に参加受付・車検を済ませたので今日は余裕があり、朝食はホテルのバイキングが食べられる。
ピットで取る食事ではない為か、昨日と違って食欲がある。
なによりバイキングなので食べなきゃ損だ。

朝食を済ませ、HIROさん&YUMIさんのテーブルに寄り、少し話をしていると外国人さんに話しかけられる。
チームTシャツに”Road Racing”の文字を見付けて興味を持ったのかな?

外国人さん:「BikeRace Or CarRace?」

Compus:「BikeRace!」

すると、納得したのか興味をなくしたのか、彼はその場を去っていった・・・


記:YUMI

朝起きると窓の外は白く霧がかっていた。今にも雨が降り出しそう。雨に好かれているのはHIROさんかも。

朝食をすませ、タバコを切らせていたHIROさんはコンビニに行こうと話していたのに、なぜか車はピットの方へ。タバコよりもバイクなんだとバイク好きのHIROさんを改めて思い知った。


予選当日。朝方は霧で視界が悪いくらいだったが、パドックに入る頃は晴れ渡り、7時時点で既に暑い。昨日は1日中、降ったり止んだりの天候に泣かされたが、その心配は無さそうだ。

今日のスケジュールは9時からブリーフィング、10時からフリー走行、12時から第1ライダーの予選、13時45分から第3・第4ライダーのフリー走行、15時半から第2ライダーの予選となる。

予選通過50台に対しエントリー32台なので予選落ちは無い。
その為か、数年前のピリピリしたムードは微塵も感じられない。随分とのんびりした雰囲気がパドックを覆っている。

恒例のコース上ブリーフィング

記:えみゅ〜

ブリーフィングから帰ってきたおーてぃにピットの申請に行くように言われ、コントロールタワーへ。
昨日、決勝時のピットを45番で申請したものの、『サインボードの見易さ等を考えるともう少し手前にした方が良いのでは?』という事になったのだ。
そこで45番からもう少し手前のピットへと申請しなおす。


ストップウォッチの使い方レクチャー中

記:えみゅ〜

フリー走行は45分。とし→HIROさんの順で走る事に。
としにセッティングを合わせるとの事でおーてぃは走らない。


記:HIRO

足の状態は良くなかったが、予選前のフリーでどうしてもセッティングを確認しておきたかった。
また、第3・第4ライダーのフリー走行に出走可能かどうかの判断も兼ねて、朝フリーの出走を決めた。


記:YUMI

練習走行で転倒し、普通に歩くこともできなかったHIROさんが「ちょっとだけな」と
走行することに。第3ライダーなので走らなくても良いのにね・・・


まずはとし出動。

記:とし

前日おーたさんから「トシのセッティングに合わせる」と言われた。
俺は違いのわからない男だ。ん〜。どうしよ。
何をどうセットすれば良いのかわからなかったので、とりあえず走行時の症状を確認し伝えるようにコースイン。


記:まゆぞー

練習走行でおーたさんが走らないと聞いて(整備ばっかりで、持ち主なのになんか悪いなぁ)と思った。
「としに合わせるから」とおーたさんは明るく言ってくれる。

まゆぞー:「良かったじゃん、トシの走りやすいようにしていいってさ」

とし:「えー、そんなこと言われてもなぁ(俺わかんねーし)」と困り顔。

まゆぞー:「何でも言ってみればいいじゃん。合わせてくれるよ。」

着替えを手伝い、練習走行に送り出す。



タイヤ新品でもタイムの出ないとし。クリアも取れず、10秒止まり。
まだ痛む左足をなだめ、つなぎを着てとしを待つ。

記:えみゅ〜

としのタイムをモニターで確認するが、周回を重ねても何だかイマイチな気が。。。なんでだろ?



記:まゆぞー

サインエリアに立つと、すごい日射し。2パドの車の中に帽子、軍手、サングラス、ストップウォッチすべて忘れてきた。
えみゅ〜さんにストップウォッチを借りて計測。
しかし、使い方がちょっと違うので最初の2周くらいラップタイムを見逃してしまった。
計測3周目くらいでタイムを確認したが、その後も思うように伸びない。
暑いし、タイムもあんまりだし、うえーって顔でとしの番終了。



記:とし

タイヤとパッドが新品なので1周目はツーリングで走行。
『タイヤが新品♪』と少しウキウキしていた。
新品タイヤの感触を楽しもうと徐々にペースを上げるが、ダウンヒルで止まらない。昨日のフリーと同じ症状だ。
『くぅぅ。辛い!』
一次がスカッと入らない。
『タイヤ新品だろ〜(泣)』
無意識にブレーキを引きづっているのだろうか。
しかもブレーキのタッチが変わってきた。
『近くなっとる!』と感じ、
兄貴の二の前になりたくなかったので念のためピットイン。
一番遠くして『うぉらいくど〜』と気合いを入れて臨むが、やっぱり止まらない。曲がらない。何よりバンクしない。
バンク角が深く取れた場合はテンポが悪く向きが変わる。
クリアを取れないにしても頑張って攻める。
何より『暑い』
異常に体力を消耗してやっとこ10秒。昨日より悪い...。
イキを切らせて返ってきて症状のみを伝えて交代。
楽しいはずの走行が疲労困憊の辛い走行になってしまった。


ピットインしてくるとし。

とし:「相変わらず止まらないし、1次も2次も曲がらない。」

HIRO:「おっかしぃなぁ、そんな風にはしてねんだけどなぁ・・・。」

HIRO:「まいいや、ちょっと確認してくる。」

としから車両を受け取り、コースイン。


記:おーた

フリー走行から戻ってきたとしのコメントで、油面が高すぎることを確信。
フリー走行が終わり、HIROのコメントを聞く前に油面変更の準備開始。


記:えみゅ〜

HIROさんは第3ライダーだし怪我もしてるので走らなくてもいいのだが、「少しは走るんじゃない?」とおーてぃ。
『確認だけして帰ってくるのかなぁ』と思っていたが、明らかに普通に走っているHIROさん。

えみゅ:「『少し』じゃなかったっけ?(笑」

おーてぃ:「ん〜、普通に走ってるね(笑」

後で聞いた話だが、走行中は足の痛みを感じなかったらしい・・・


記:HIRO

コースイン後暫くは、またブレーキが抜けるんじゃないかと、かなり手前からブレーキング。
2〜3周走っても問題無さそうなので、徐々にペースを上げていくと、油面が高い事に気付く。
フロントが入らず、常に突っ張った感じ。これでは突きだし量を増やしても意味が無い。
ストローク量も少ないので、2次にも影響してる模様。
クリアラップも取れず、タイムは10秒前後。

一応、この状態でそこそこ攻めてみて、どのくらいタイムが出るのか知っておきたいがしかし、もう残り時間も少ない。最終コーナーを立ち上がると、前に誰もいない。
コントロールラインに表示されている残り時間のカウントダウンは、4,3,2。
ギリギリでファイナルラップへ突入。しかも完全クリア。

フロントを突っ張らせながらもなんとか攻めきり、やっと8秒で走行終了。

走行中、足の痛みはまったく感じなかった。
降りてつなぎを脱ぐ時はすげー痛かったけど・・


記:YUMI

外は蒸し暑く、Tシャツの私でも汗をかいているのに、あの革のつなぎ!カッコイイけど地獄だろうな。
つなぎを脱いだ瞬間の熱さはそばにいるだけでも伝わる。
例えるなら、蒸しているシューマイのせいろさながら!こんな苦しさを自ら進んでやりたい人の気持ちがわからない。


記:とし

ライダー皆さんが感じている「フロントが突っ張る」といわれる症状はわかりませんでした。
止まらない=フロントが突っ張る
という事なんだろうか?
やはり違いがわからない男であった。


油面を115oから120oに変更。突きだしは元に戻す。この仕様を予選で確認する。

記:えみゅ〜

フリー走行後の作戦会議の結果、どうやらフロントフォークの油面を変えるらしい。
第1ライダーの予選まで後1時間15分。
その間、おーてぃは忙しくSP-1の整備をする。
何か手伝いたいが手伝えることは何も無い・・・



記:おーた

ディスカッションの結果、油面を120mmへ変更することに。
予選まで残された時間は約1時間
としに手伝ってもらい、作業が終わったのが予選開始20分前
当日は気温が高く軽い熱中症になったようで、
少し頭が痛くなり、テントで休憩しているうちに予選が始まった。



記:えみゅ〜

ようやく作業を終了する頃、おーてぃは熱中症で頭痛を訴える。
とにかくスポーツドリンクを飲んでもらい、冷タオルで頚動脈を冷却。
それでも辛そうなので、冷えたペットボトルで両脇も冷却。
かなり怪しい格好になるが、そんなことは言ってられない。
『これでなんとか回復してくれ〜』と願いつつも、これ以上はどうにも出来ない。


12時丁度、第1ライダーおーたの予選開始。走行時間は30分。


記:えみゅ〜

予選が始まる頃、少しはマシになったようだがまだ辛そう・・・
でもいつも通り、ハイタッチをし「気をつけてね!」と一声掛けて送り出す。
おーてぃは順調に周回を重ね、結果的に近年で一番いいタイムを出し、予選は無事終了。

後で聞いた話だが、走行中は頭痛を感じなかったらしい・・・


記:おーた

症状が少し治まってきたので予選開始後、約10分でコースイン。
油面を変更したマシンは、ターンイン時に少し前が低い感じがするが、旋回性は申し分なしで、ブレーキングも安定していていい感じ。
何とかベストの1秒落ちぐらいで走りたいと思っていたが、マシンの方向性と自分の技能に乖離があり、なかなか思ったように走れない。
そのうち、前が詰まってきて結局ベストの3.5秒落ちという結果に。
自分に納得いかない...

走っているときは頭痛はまったく感じず、予選終了後に頭痛再発!!
ライダーって、おかしなものですねぇ(笑)


13時45分、第3・第4ライダーフリー走行開始。


記:HIRO

予選に無関係な走行なので、タイムよりセット出しを優先する。タイヤを保たせる為、セットが確認出来次第、ピットインする予定。
45分もある為、やや余裕を持ってコースイン。これが裏目に出て全然クリアが取れない。
無駄な走行を避けるため、すぐに一旦ピットインし、タイミングを見計らって再度コースイン。



記:HIRO

今度は比較的クリア。徐々にペースを上げていく。
ブレーキも問題ない。いつものポイントでブレーキング。ディスクの変更が功を奏したか、ブルブルも緩和され、ガッツリと安定感がある。
しかも油面の変更がドンピシャで正解なのを確認。

止まるわ曲がるわで、走ってて楽しい。

これはいい!


記:YUMI

えみゅ〜さん(何もできない私に代わり、周回のタイムを計ってくれているらしい。ごめんなさい)の背中を見ながらサインガードに立って見ていると、大体2分ちょっとで周回してくる。
練習走行の転倒が頭をよぎり、無事に完走してくれれば良いと思っていたが、リーダーボードに出される78番が上位に入ってくると「無事に」なんて単語はどこかへ吹き飛んでしまう。
不思議だ。



記:HIRO

慎重に前車をパスしていきながら、8秒、7秒、6秒7。

やっと6秒台に入った!戻るか?

なかなかクリアが取れず、無駄に周回を増やしてしまった。セッティングの改善がタイムに反映されたし、これ以上の走行は必要無い。

2コーナーを立ち上がる。前にバイクはいない。この走行初めてのクリアラップ。

「もいっちょいったれー!」

ほぼクリアの中、攻め気味に1周。130Rで4速が吹けきり始めた。稼ぎ所で加速しないので、たまらず5速へシフトアップ。
残りのコーナーを丁寧に回り、コントロールライン通過。タイムは6秒1。

「あ、やべコレ5秒出る。」

も、もいっちょ?(笑

と思ったが、さすがにやめておく。後ろ髪を引かれる思いでバイクをラインから外し、大人しくピットへ戻る。


記:とし

いつもどおりボケ〜とモニタを眺めていると、兄貴のペースが上がってきてる。
油面を変えた事による効果が出ているのだと確信するとともに
『ゲロ〜タイヤが〜』
と少しブルーになった。
しかも6秒1とか出してやがる。
『も〜やめて〜タイヤ酷使しないで〜(泣)』と思ったら入ってきてホッとした。


記:HIRO

セットは問題ない。とにかく走ってて楽しい。これが1番大事。
その旨をとしに伝える。前日のST600で自己ベストを1秒も更新し、2秒4を出してるとし。このSP-1で何秒出してくるか。


記:YUMI

走行結果は頗る良くて本人も気持ちよさそうにしてピットに戻って来た。見ている私も気分が良くなった。
普段なら雑音にしか聞こえないエンジンがやけに心地よく耳にひびき、バイクが体と一体になったような動きに魅入ってしまった。

私も魔力にかかってしまったらしい。


15時半、第2ライダーの予選開始。期待のとし出動。

記:とし

予選は陽も傾きやや涼しくなってきて絶好のコンディションとなってきた。
兄貴がニコニコしながら指を5本立てて
「ご、出ちゃうっしょ5」と言ってきた。
兄貴のフリー走行後に「止まるし、ダウンヒルのブレーキングポイントも200で全然OK」と聞いて安心はしていたが、5秒は無理でしょ。
って言うか、俺のもて耐の目標は7秒である。
5月の連休時にもて耐の目標設定を兄貴に相談したときに
「7秒なら結構速いんじゃん?7秒目標にしな。」
と言われたからだ。

それが、そこから更に2秒も短縮。せめて6秒でしょ。
それでもちょっと兄貴の記録も更新したいかな?と思いながら、いつもどおり予選開始から1分30秒遅れでコースイン作戦。


記:まゆぞー

予選前、としが「(当初の目標)7秒はクリアしてるし」って言うから、冗談半分で「5秒っ!5秒っ!」と連呼して予選に送り出す。



記:とし

完全クリア!
『うひょ!正解正解。』
いつもピットサインエリアでコース状況を研究しているまゆぞーの意見を聞くものだ。
必然的にペースが上がっていく。
止まる。曲がる。皆が言うとおり症状は改善されている。
前回までの走行の感触が残り、クリッピングポイントが随分手前になっているので、徐々に修正。これは面白い!
コントロールラインを通過し、1周目から早速タイムアタック。
前車は無い。クリアだ。
軽快に各セクションを通過し、Vコーナを立ち上がると激しく黄旗を振りまくっているご苦労なオフィシャルが居た。
尋常ではない気配を感じ、そっとヘアピンに入って行くと、立ち上がりのコース上で2台のバイクが横たわっており、色んなものが飛散している。しかもコース上に人間が歩いてる。
『はいちょっとごめんなさいよ〜』とかき分けるようノロノロ抜けて様子を見ると、右コーナなのにコース右端にバイクが貼り付くように横たわっていた。
ホヤホヤの事故を目の当たりにしながら自分が巻き込まれなくて良かったと胸をなで下ろす。


予選開始後、すぐに赤旗となる。仕切直して再度コースイン。


記:まゆぞー

転倒車3台で赤旗となりピットに戻ってきたのだが、1分遅れて出たせいで1周も計測できてなーい。
計測さえできていれば予選OKなんだけど。

しばらくして再開となり、予選開始時より明らかに焦り気味のとし。
予選開始時は時間差をつけて出て行く車両が何台かいるものだが、予選再開となるとみんな余裕がなくなるのか、一斉に出口に向かっていく。

まゆぞー「今から並ぶの?もう少し待ってから・・・」
とし「いいっ」
カチッ ブロロロロ・・・行ってしまった。
(あーあ、もったいない)と思いながらサインエリアへ。
案の定、一周してくるバイクは団体様。としの姿を待っていたら、なぜかピットロードへ戻ってきた。
(トラブルか!)と慌てたが、ノンストップでコースへ出て行った。
(もー、何なんだ?)フェイント掛けられてイライラする。


記:とし

赤旗解除からの予選の時間が20数分と、延長されないアナウンスが流れた。
1ラップも計測されていないため焦りを感じてしまい、「早くコースインしなければならない症候群」に駆られコースイン待ち7台目に並んでしまった。
当然まゆぞーの言う事なんか聞いていない。
これが失敗。俺は抜くのが下手なんだ。
その周たまらずピットインし、ピットロードを走りながらホームストレートの様子を見てクリアを伺うが、なかなかクリアにならない。
仕方ないのでそのままタイムアタック。
90度進入で(イエローだったような気がするが)1台パス。
それでもクリアにならない。
しばらく走り再度90度進入で(イエローだったような気がするが)1台パス。
第2ライダーの予選は何故か転倒者が多い。
『みんな転ばないでよ〜(泣)』


ポジションが悪くて抜いても抜いてもクリアが取れず、タイムも8秒をきれない。順位は16番手付近。

記:とし

へとへとになりながらやっとクリアだ。
バイクは良く止まり安心して曲がれる。
130Rを立ち上がると4速を完全に吹けきっており、ブルブル振動する車体を押さえつけながらS字に入って行く。
ヘアピンの2次がイマイチ曲がらない気がしながら、ダウンヒル200mをちょい過ぎてフルブレーキング。
『止まる止まる♪』フリーとは大違いだ。
ブレンボの調子が良いのかブレーキングが楽になった気がする。
これは面白いと思ったがタイヤが終了気味になって来た事に不安を感じ、またホームストレート前方にバイクがいてクリアではない事と、体力的に限界を感じたのでヤメ。
ラップショットで6秒1が出てたので兄貴に勝てたかな?
と思ったら公式は6秒2。
VTRって速いのね。

油面をちょっと変更しただけでバイクの挙動が随分変わる事が身を持って勉強できたが、セッティングについてもっと違いのわかる人間になり、何をどうすれば良いかを判断できるようにならなければと実感しました。


モニタをにらめながらこのまま予選終了かと思った最終ラップ、やっとのクリアラップでいきなり6秒2を叩き出すとし。順位も一気に12番手までジャンプアップ。

記:まゆぞー

暑さのピークを越えたとはいえ、まだまだ暑い中での走行。

「疲れたら最後まで走らないでさっと上がってもいいんじゃない?」

と言ってあったが、残り2分で手元計測6秒1が出た。

(本気で5秒目指してるな・・・)

残り時間はあと1周。(アタックするのか?)
と最終立ち上がりを見張っていたらピットに帰ってきた。
予選、無事終了。良かった良かった。

5秒台は惜しかったが、でもVTRで自己ベスト更新!良かったね。


記:HIRO

普段乗っている自分のバイクとは違い、乗り慣れてない人のバイクを共有する為、純粋なライディングスキルが各人のタイムとなって現れる。
現役を退いて1年経つとはいえ、まだまだ負けるとは思ってなかった所へ、いきなりのコンマ1秒差に正直びっくりした。
昔、峠を攻めてた頃から俺より速かったとし。「ちゃんとやれば俺より速い奴」を改めて実感した。

このバイクで6秒前半のペースがどの程度なのかはよく知っている。

「としもあんくらい攻めれるんだぁ。。」

嬉しい気持ちと国際の面目が交錯し、複雑な心境だった。

が、コンマ1秒でも抜かれなかったのは正直ホッとした(笑


記:えみゅ〜

全ての走行が終了し、早速トランスポンダーを外すおーてぃ。 それを受け取り、ライダー腕章・ピットクルー腕章を返却しにコントロールタワーへ。
いつもならインタビュールームかブリーフィングルームに返却場所があるのだが、どうもその気配が無い。
通りがかった事務局の人を目ざとく見つけ聞いたところ、受付で返して欲しいとの事。
どうやら返却に来るのが早すぎたようだ。。。


予選結果は、第1ライダーが21位、第2ライダーが12位、総合で17番手グリッドとなった。

クラス別で見ると、3台いるB2クラスの最下位だ・・・。

ともあれ、予選は無事終了した。ディスクの変更でブレーキの抜けは無くなったし、最終セットも決まった。

8月の本戦に向け、いい状態で予選を終えることが出来たのは何よりだった。

記:えみゅ〜

元々、予選落ちは無いと分かってはいたけど、やはり順位は気になるもの。
結果、総合17位となった。

とにかく今回の3日間は誰も転倒することなく無事に終了することが出来て本当に良かった。。。

決勝までに各々の体調を万全にしておく事を確認し、それぞれの帰路についた。




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