99年10月1日

意見書

2000年もて耐レギュレーション案

『より安価に・より手軽に・より大勢の仲間で・誰にでも勝つチャンスがあり・参加者も応援団も観客も皆で楽しめる世界最大の草レース』との原点・趣旨に則るとともに、その考え方を理解し、尊重するエントラントとして、チーム内の意見を取りまとめました。
来年の規則書を作成するにあたり、多少なりとも参考になれば幸いと存じます。





氏名 MFJライセンス区分 TRMCライセンスNo
内澤宏之 国内 000361
太田智之 国内 000360
磯間彰 国際 000391
森和之 国内 001715

この他にも、以下のような意見を頂いてます。



又、以上の様な規則を適用したとしても、有力コンストラクターと有力ライダーの組み合わせが無くなる訳ではなく、競技レベルの低下はあまり期待出来ないと思われますが、少なくともチーム内合計のタイムで予選が競われるのであれば、今以上の不公平感も出てこない様に感じます。
抜本的に、例えば全日本選手権の出場資格があるライダーや前年度もて耐入賞者の参加については、参加規制や予選採択タイムの対象外にする等の措置を講じない限り、『誰にでも勝つチャンスがある』レースはありえないと考えますが、毎年様子を見て考えながら、少しずつ趣旨に近いレースにしていければいいのではないでしょうか。

もて耐は、低迷している日本のロードレース界に一石を投じるレースだと思っています。この様な場を提供して頂いた事を心から感謝しております。これからも是非続けて下さい。我々も参加し続けるエントラントとして、非力ながら応援させて頂きたいと思っております。

以上 CompusRoadRacing代表 内澤宏之
URL:http://www.compus.jp/


参考資料(99予選分析結果)

・ライセンス区分による分析
予選に出場した全ライダー452人中、国際262名、国内154名、不明36名。(不明:予選リスト上空白のライダー)
36名の不明ライダーを除いた416人で集計

ライダー別
単位:名国際国内合計国際/国内
予選通過(50チーム)784712562.4/37.6
70耐(66チーム)5411116532.7/67.3
70キロ(56チーム)2210412617.5/82.5
合計15426241637.0/63.0

チーム別
単位:チーム国際のみ国内のみ両方混在
予選通過(50チーム)251213
70耐(66チーム)322410
70キロ(56チーム)103313
合計(割合)67(38.9%)69(40.1%)36(20.9%)


チーム内の予選採択タイムが国際ライダーのチーム
予選通過(38チーム)3489.5%
70耐(42チーム)2866.7%
70キロ(23チーム)1147.8%
(※カッコ内の数字は国際ライダーが1人以上いるチーム数)


・車両による分析
予選順位の付いた162台で集計。

排気量別
単位:台小排気量600cc〜750cc〜900cc〜1000cc〜
予選通過(50) 1(2%) 12(24%) 11(22%) 8(16%) 18(36%)
70耐(66) 4(6%) 8(12%) 16(24%) 12(18%) 26(40%)
70キロ(46) 14(30%) 7(15%) 8(17%) 5(11%) 12(26%)
合計(162) 19(12%) 27(17%) 35(22%) 25(15%) 56(35%)
(※2サイクルは小排気量に分類し、各排気量は車名により判断してます。)

気筒数別
単位:台
予選通過(50) 0(0%) 3(6%) 0(0%) 47(94%)
70耐(66) 0(0%) 13(20%) 1(2%) 52(78%)
70キロ(46) 1(2%) 12(26%) 0(0%) 33(72%)
合計(162) 1(1%) 28(17%) 1(1%) 132(81%)

年式別
単位:台 90以前 91/92 93/94 95/96 97/98 99 不明
予選通過(50) 2(4%) 1(2%) 4(8%) 6(12%) 14(28%) 21(42%) 2(4%)
70耐(66) 8(12%) 3(5%) 7(11%) 8(12%) 24(36%) 12(18%) 4(6%)
70キロ(46) 12(26%) 5(11%) 8(17%) 5(11%) 6(13%) 5(11%) 5(11%)
合計(162) 22(14%) 9(6%) 19(12%) 19(12%) 44(27%) 38(23%) 11(7%)