2006 もて耐
3耐決勝
作成日:06/08/24
更新日:06/09/11
昨晩、予定通りのやっちゃいすぎた重い体で遅めのパドックin。もて耐ウィークに入ってから最悪に暑かった昨日までとはうってかわり、朝から曇りがち。
時折小雨がぱらつく中、3耐第2グループの決勝が行われていた。
2セットあるホイールをミシュランサービスへ持っていく。嶋根さんになんのためらいもなくドライタイヤを注文する俺。
嶋根さん:「雨ならどうします?」
HIRO:「うち、雨なら我慢なんで。」
苦笑する嶋根さん。
HIRO:「でもそれで
3耐優勝した事あるんですよ。
」(ペナ取られて幻だったけどな)
嶋根さん:「ま、そーですけどぉ〜・・・」
嶋根さん:「朝から雨なら?」
HIRO:「スタートから我慢で。」
冗談はともかく、明日はドライと決めつけていた。
HIRO:「そんときゃまた相談しに来ます。」
ドライタイヤが組まれたホイール2セットをピットに持ち帰り、早速タイヤ交換の練習を行う。
同時にピット作業出来るのは4名まで。フロント2名、リア2名の予定でまずはリアから練習を始めたが、、、、
たけし:「リアなんて一人で余裕っすよ。」
と言うのでフロント3名、リアのぶてるで行く事にした。
フロント班、リアのぶてるでそれぞれ練習し、よーいどんで計測。
しかし、練習ではうまくいくものの、計測すると必ず失敗するのぶてる。
記:のぶてるの弁解
練習では落ちないホイールのカラーが計測すると必ず勝手に落ちる。
が正しい。
3人がかりのフロントは1分ちょいで終わるのに対し、リアは必ず2分以上かかる。
ピットイン時は毎回給油を行うが、給油作業が行われる場合は最低5分のピットストップが課せられる。
給油時に他の作業は禁止されている為、タイヤ交換が2分とすると、給油に割ける時間は3分。
給油に3分と言うと、余裕があるように思うが、うちらの場合はそうでもない。
一回の給油で20リットルまでと決められているが、ノーマルタンクのSP-1で通常の給油だと18.5リットルも入れれば給油口ひたひたになる。
昨日の燃費データから走行周回を考えると、どうしてもあと1リットル必要となってくる。
つまり、あと1リットル多く入れる事が出来れば給油回数が1回減る計算だ。これは大きい。
ビッグタンクがあれば簡単な話だが、そんなもん持ってる訳も無いので、別の方法を検討する。
案1:タンクにマッチを投げ込んで爆破させ、タンク容量を増やす。
案2:タンクにエアで圧力を加え、タンク容量を増やす。
案3:タンクの裏側からガンガン叩き、タンク容量を増やす。
上記何れの案も速攻で却下されたので、現実的な作戦に切り替える。
満タンのつもりでも、タンク内全てにガソリンが入ってる訳ではなく、実際は結構隙間があったりするので、そこにどうにかしてガソリンを詰め込む作戦。
そこで、フロントスタンドを一番高くなるようにセットし、なるべく隙間が給油口に近くなるようにする。
後はいつもの満タンから更にガソリンを少しずつ入れていく。これ以上入らないとなったらコンコンとタンクを叩くとガソリンは下へ下がっていく。
これを根気よく繰り返すと、いつもの満タンから更に1リッター多く入れる事が出来た。
ただ、時間がかかる。タイヤ交換時の給油は3分しか無いが、残りの給油は5分かけてじっくりこのコンコン作戦を実施する前提で作戦を練り直す。
あとはのぶてるがリアの交換に手間取らなければいいだけだ。
記:のぶてるの言い訳
あとはホイールのカラーが勝手に落ちなければいいだけだ。
が正しい。
かげ:「もーー見てらんない。私の方がまだ早い。」
のぶてるの不甲斐なさに業を煮やしたかげさんが挑戦。
↓
↓
アクスルシャフトが入れらんないので、断念。
フロントの3名はHIROと、明日から来てくれるアキラ&えいじで対応する。
同じピットの4チームとも7耐進出組だった為、一番最終コーナー寄りの誰も居ない45番ピットに移動する。
決勝に向けて準備は整った。後は明日の天気を祈るだけだ。
人によって雨だの曇だの時々雨だのと錯綜された情報は夕方に近づくにつれ、雨の可能性だけが高くなっていった。
Compus語録にある、『明日は雨だ。今夜は飲もう。』を適用しつつ、本戦前日の夜は更けていった。
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