スポーツ走行(8月23日)
作成日:00/09/14
更新日:00/09/18
ウィーク2日目の朝。
俺:「あぁ〜。頭いて・・・。」
充分に想定していた事だが、飲みすぎ歌いすぎ騒ぎすぎの二日酔い。
俺:「初日から飛ばしすぎたかな・・・。」
昨日に引き続き、今日も雨の心配は無さそう。朝飯を食った後、45番ピットへ。
クロスロード&KLEVERは昨日のKureに代り、第1ライダーのてんちょ,第3ライダーのえいじ,メカニックのゆうが来ており、レスポールは昨日から入っているじゅんに加え、弾丸とはにーが加わる。
 |
朝から整備に余念が無い てんちょとえんじを見下ろし、 余裕で鼻くそをほじるゆう。 |
昨日に引き続き、今日も一般のスポーツ走行日。レーサークラス3本を予約しており、3人でそれぞれ1本ずつ走る予定にしてたが、若干セッティングの変更確認もしたくなった為、最初の2本は俺とおーたで半分ずつ交代して走る事にする。トシは遅れて到着するので、最後の1本を彼に走ってもう。
バイクは随分フロント加重でコーナーに入っていけるようになったが、前後とも落としてから、ヘアピンのパーシャル区間で旋回性が損なわれてきた。そこで今日の1本目はリアのイニシャルを0.5o入れて走ってみる事にする。
9時50分。レーサークラス1本目の走行開始。まずはおーた出動。約15分で交代。
つなぎに着替えて待機していると、3周計測した所で赤旗中断。
おーたのコメント
Fイニシャルを入れたためFが安定しすぎているようだが、なんとかなるかな。 |
|
おーた:「行く?」
HIRO:「え?もういいの?」
おーた:「うん。」
って事で交代してコースイン。
タイヤは温まってるので、いつも通り1周目から全開。さすがに昨日より出走台数も多い。時折クリアラップがとれるも、一向にタイムが伸びない。結構必死に頑張ってるのだが、8秒9秒を連発し、全10周の内、やっとこ7秒後半をベストに走行を終える。
俺:「う〜ん・・・何故だ・・・。」
自己ベストより2秒近く遅い。Tシャツに着替えて落ち着いた頃、わけもわからずバイクのそばでたたずむ。バイクは昨日と同じ調子で走っており、エソジソも特に遅い感じはしない。
いつもの癖でタイヤを見てると、まだまだ使えそうなリアに対し、ブレーキングポイントを詰め始めた分、急激に減り始めたのか、フロントは真ん中だけが相当減ってきている。
俺:「これかなぁ・・・。」昨日より1秒以上も遅いタイムにどうも納得がいかない。
今履いているタイヤは第2回公開練習初日の2本目から。良く考えるともう3時間以上使っている。
俺:「フロントだけ換えない?」
おーた:「あぁ〜。結構きてるな。」
ストックしてある中古のフロントタイヤを見てみるが、どれも今一つ。あまりやりたくなかったが、フロントだけ新品を買って入れる事にする。予定外の交換だ。
2本目に向け、この他にもクラッチとチェーンを新品に交換する。特にクラッチは本番直前で換えるとフィーリングが変わる為、今のうちに交換しておく。これは予定通り。
リアサスのイニシャルを0.5o入れた事でヘアピンの旋回性は良くなったが、全体的に振りまわすような乗り方が出来ないような気がするし、何しろタイムに反映されていない。次の走行ではまた元に戻す事にする。
〜〜昼〜〜
 |
 |
部品取りのTZからスイングアームを移植するてんちょとえいじ |
 |
 |
はっきり言って量が足りない。 これじゃまだまだCompus食いとは言えないが、 本当に食っちゃったえいじは偉い。 |
えいじ:「無くなっちゃったじゃないですか〜。」と悲しそうなえいじ。
Compus:「つーか、マジで食うなよ。(汗)」
この後、えいじは口に軽いやけどを負って喜んでいた。
〜〜昼終了〜〜
午後1時半。レーサークラス2本目の走行開始。フロント新品で今度は俺から。
クラッチを繋いでは止まり、又繋いでは止まりを3回程繰り返す。交換前のフリクションプレートは元々あまり減っていなかった為か、繋がるポイントに変化は感じられない。
コースイン。にぃぃーんと新品チェーンの音がする。
新品タイヤと分かっていてもタイムを出そうとするあまり、コースイン後の3コーナーでフロントを滑らせ、一瞬ヒヤッとさせられる。新品のパイロットレースでも晴れた暑いなら1周目からそれほど気を使わなくてもいけるのだが、最初の左コーナーで少々やりすぎたようだ。
タイヤを気にしながら1周。90度コーナーを立ち上がり、最終手前の左コーナー進入直前で赤旗が出される。
俺:(ちっ)
そのままピットイン。直前を走っていた2,3台は間に合わず、そのまま最終コーナーへ入って行く。
俺:「すぐそこで赤旗なっちゃったよ。もう1周しときゃ良かった。」
タイヤを見ると、まだ端まで皮がむけてない。温まってはいるが、全開まであと1周は必要だ。
コースクリアを待ち、再度コースイン。Vコーナー,ヘアピンでは加重をかけながらもゆっくりとフルバンクまでもっていき、完全に皮むきを終わらせる。そしてホームストレート立ちあがりから全開。計測開始。
この1本で俺は今日最後の走行だ。少なくとも、せめて6秒前半で今日を終わらせたい。走り終わった頃はきっとタイヤやリアサスのせいだった事が証明されてるはずだ。
早めのコースインで比較的クリアがとりやすい。1周目9秒、2周目7秒9、3周目7秒1。
しかし、やはりここからが縮まらない。気持ち的には昨日より攻めこんでいるつもりなのだが・・・。
結局3周目のタイムを上回ることが出来ず、6周を終えた所でピットイン。おーたへ交代。
 |
45番ピットはピットロードへ入ってすぐ |
1周目12秒前半で入ったおーただが、こちらも1周目のタイムをベストに4周を終え、チェッカーとなる。
おーたのコメント
リアが少し下がったため、コーナリング中にフロントが高くて曲がりづらい。
Fのイニシャルを5段目に戻そうかな。
|
|
続くプロダクションクラスに出走する弾丸とてんちょ。
 |
入れ替えたスイングアームが 吉と出る事を期待する。 |
リアの挙動がおかしく、1周でピットに戻ってくるてんちょ。
プロダクションの走行が終わり、ノーマルクラスの走行を挟んで4時からは今日最後のレーサークラス。
トシは個人売買で買った中古のガソリンタンクを持って来る都合で遅れたが、走行30分前にピットへ到着する。
おーたはフロントのイニシャルを5段目に戻して確認したいとの事で最初の3周だけ走る事にした。
午後4時丁度。レーサークラス走行開始。まずはおーた出動。
3周計測でピットイン。トシへ交代。
おーたのコメント
バイクはFが入るようになって良くなったが、人間がうまく乗れてない。
目線をもっと先にもっていかなければいけない。
|
|
HIRO:「もう転ぶなよ。」
トシ:「もう絶対転ばない。」
 |
NEWつなぎデビュー! |
前回の走行で転倒しているトシ。ピットで最終コーナーを見学する。
16秒から14秒、12秒と順調に走行を続けるトシ。転倒の後遺症は残っていないかと思われた4周目。そろそろ現れる時間になっても最終から姿を表さない。ストップウォッチは2分10秒を越えた所。
HIRO:「・・・まさか・・・。」不安がよぎる。
次の瞬間、最終を立ちあがってくるトシ。タイムは2分30秒74。
HIRO:「あいつ〜。どっかでオーバーランしやがったな。ったくヒヤヒヤさせやがって。」
その後は比較的順調に走行を重ね、12秒後半をベストに手堅い走行で9周を終え、チェッカーとなる。今日全ての走行が終了した。
いやな予感ほど的中するもんだ。フロント新品で昨日のタイムより1秒も遅く、1周も6秒代に入れてない。今年、VTRに乗り始めてから順調にタイムを伸ばして来たのに、始めてタイムが更新出来ない日だった。
人間のせいかバイクのせいか?おーたも初日よりタイムが出てないが、セッティングの変更もあったので判断できない。
予選まではもう明日の公式練習しか残されていない。こんな状態で目標を達成する事が出来るのか。明日の1日で明らかになる。
セッティングデータ
サスペンション (フロント) |
突き出し | +15o |
油面 | 130o |
粘度 | G15 |
INI | HIRO:最強から4段目/おーた、トシ:最強から5段目 |
TEN | 最強から1/2回転戻し |
サスペンション (リア) | 車高 | +5o |
INI | +2.5o |
TEN | 最強から12ノッチ |
COMP | 最強から11ノッチ |
メインジェット | F172/R175 |
今日のベストタイム
HIRO | 2分07秒15 |
おーた | 2分12秒35 |
トシ | 2分12秒76 |
〜 今日の教訓 〜
・調子に乗りすぎてはいけない!
・勝手に人をアニオタにしてもいけない!
以上
[特別スポーツ走行]に進む
['00もてぎ7時間耐久参戦計画]に戻る
[Compus Road Racing]